沖縄バスの「南風原」バス停の道路脇に座っている、ユニークなお顔をした石獅子です。丸い大きな目をして、口が一文字に横長になっているのが特徴的です。地域住民に管理されているようで、花に囲まれていました。
すぐ側に案内板もあり、由来などがわかります。
近くには駐車スペースはありません。
この石獅子はかなり古い時代に設置されたと伝えられているが、正確な年代は不明である。
獅子像の材質は琉球石灰岩で、高さ90cm、体長45cm、胴廻り約130cm、西向きである。
向きについて得は、字の古老によると、部落のフンシ(風水)をみて、西側サン(山)を押し退ける「ナンゲージ」(魔除)として捉えられたといい、旧暦8月15日には部落をあげて祈願している。
沖縄には、古い時代から魔除けとして獅子を置く習慣があり、これは中国文化の影響をうけたもので、民俗学的にも貴重な資料である。
車で2~3分、大里中心方面に行くと、「平良区の石獅子」もあります。
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