八重瀬町富盛、旧東風平村にある、石獅子で県指定有形民俗文化財にも指定されています。県内最大かつ最古の石獅子との記載がありました。
富盛部落につくと、石獅子が設置されている場所への看板があちらこちらに掲示されていますので、迷うことなく到着できます。
石獅子が設置されている、勢理城のふもとに、駐車場もあり便利です
駐車場から10数段ほど階段を登ったところが、開けており、その一角に、石獅子が置かれています。
富盛の石彫石獅子は現代のシーサーにも顔形がにているように思えます。保存状態もよく、石獅子のお顔もはっきりとしています。とても、県内最古の石獅子とは思えません。
展望台からの眺め 石獅子の後ろが富盛部落 シッポの方から撮影 階段を登ったところに蹲踞している。 駐車場も整備されています。 駐車場から階段をのぼります。 富盛村落にはいると、石獅子への誘導看板が数多く建てられています。
富盛の石彫大獅子の説明文
富盛の石彫大獅子
県指定有形民俗文化財
昭和49年12月2日
高さ 141.2cm
全長 175.8cm
この獅子は火除け(火返し)として、尚貞王21年(1689年)にせっちされたもので、フィーザン(火山)といわれる八重瀬獄に向かって蹲踞している。この獅子が設置される以前は、富盛村では火災が多く、村人はことごとく困ったということが「琉陽」尚貞21年の頃にくわしく記されている。今日でも、旧暦10月1日(竃のお願)<防火儀礼>の行事にこの獅子を拝んでいる。
戦前までは、旧暦9月9日(タントゥイ棒)のときに、村の青年たちはこのギリグスクに集まり棒踊りを演じた。
沖縄各地にある、村落祭礼上の目的でつくられた獅子の中でも、最大最古のもので、民俗史料として貴重なものである。
昭和62年12月10日
沖縄県教育委員会
東風平町教育委員会
富盛の石彫大獅子の場所
富盛村落の中で…
富盛村落の中をさんぽしてみたら、面白いものを見つけました。
さすが、石獅子のお膝元の村落だなぁ~と、感心しました。
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