与那原町字与那原にある久場塘という、石でできた祠のような建物です。
アパートの駐車場の一角に、ガードレールに囲まれて立地しています。
地元の人でもない限り、史跡案内の緑色のポールがないと、これが文化財であることがわかりません。案内・說明等がないので、この建物がどういったものなのかもわかりませんでした。
建物の正面の右側に「久場塘」、左側には「南風原村宮城区拝所 1955年4月5日建立」と、刻まれています。
調べてみると、以下のような歴史がある史跡とのことです。
羽衣伝説の天女にまつわる拝所(別名ウガンガマー)で、現在も南風原町有地である。南風原間切宮城村の御宿川うすくがーに降りた天女が、天界に帰ろうと逃げ隠れた所で、宮城部落の人によって碑が建てられ、拝まれている。
与那原町の史跡(1995)より
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