南城市(旧具志頭村)新城集落、集落の最も高い所に鎮座しています。すぐとなりには展望台があり、手前には水道局の大きな貯水槽があります。
石獅子は多少の劣化は有るものの、真一文字の口、突き出た鼻、丸い目など、かなりはっきりした状態で残っています。
鎮座している場所は、展望台の付け根の部分で、コンクリートの上にモルタルでくっつけられており、そのモルタルには「平成24年3月11日」と日付が書き込まれているので、おそらく、展望台を設置した際に、置き直されたものと推測されます。
石獅子は西の方角を向いて鎮座しています。説明板、案内板などは見当たらず、由来等はわかりませんでした。
石獅子へたどり着くまで
この石獅子を見つけるのは苦労しました。GoogleMapでの位置は正確なのですが、この石獅子が鎮座する展望台が、手前にある貯水タンクに隠れて見つけづらいです。
まずは、新城集落の高台を目指し進んでいくと、鳥居と、シーサーをモチーフにした滑り台がある広場が見えます。
公園
この広場の左側に、南城市水道局のコンクリート製直方体状の貯水タンクがあります。網の目状のフェンスで囲まれています。
展望台に問題が有るのか、展望台の階段入り口には、登れないようにロープで縛られています。さらに、この展望台に通ずる、貯水タンク手前側の小路にもロープがはられて、石獅子のある場所へ入れないようにしています。
貯水タンク奥側、貯水タンクと民家の間にスペースがあり、そこにはロープが張られていなかったので、入っていくことができます。
貯水タンク手前側:右側の小路(ロープが張られて入れないようにしている) 貯水タンク奥側:民家との間のスペースを進む 展望台へ続く階段
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